薬液注入工事(二重管ストレーナー 単相・複相・複合)
地下掘削に伴う止水や隣地の沈下防護を目的とした工事。
公共事業による道路掘削(立坑・推進工事)やマンション建設に伴う地下掘削の際に隣接する地盤への防護、掘削時に発生する湧水の低減を図り、作業の円滑な進捗を目的とした仮設工事となります。
沈下修正工事
家屋沈下修正 不同沈下した構造物(建物やRC構造物)を水平に戻す工事です。
※ 弊社への問い合わせは電話、FAX、メールにて受付けております。
現地を見てほしいなど要望があればお気軽に相談してください。
小規模建築物においては1.土台から嵩上げ、と2.基礎から嵩上げ、に分類されます。※日本建築学会 小規模建築物基礎設計指針より抜粋
- 1. 土台から嵩上げには『根がらみ工法』や『ポイントジャッキ工法』があります。
- 2. 基礎から嵩上げには『耐圧版工法』や『鋼管圧入工法』『ブロック圧入工法』『薬液等注入工法』があります。
ここでは特に『薬液等注入工法』について説明をします。
上記の『薬液等注入工法』に該当する沈下修復工事の[アイ・リフト工法]は『株式会社 設計室ソイル』『三井ホーム株式会社』『有限会社 富山建設』の技術開発により特許取得、弊社は指定施工会社となります。現在は北海道~本州~四国~九州(離島除く)全国での沈下物件に計画・施工され、案件に順次対応しております。
圧入(注入)工法による新技術として、従来のジャッキアップ工法やアンダーピニング工法と比較し、不同沈下量の修復と安定地盤の形成及び工期の大幅な短縮による総工事費の削減を目標に、依頼者(施主様)の精神的・金銭的負担を最小限に抑えるよう、日々努力しております。
本工法は日常生活を続けたまま施工が可能です。引越し等の煩わしさはありません。弊社の施工はレーザーレベル管理により高い精度でのレベル調整が可能です。
弊社施工のアイ・リフト工法適用について
盛土や軟弱地盤における圧密沈下、埋立地における液状化現象まで不同沈下の原因は様々です。建物の基礎形状や敷地内における建物の配置により、施工の受諾判定を行います。
※アイ・リフト工法においては必ず専門家の判断を受けるようにして下さい。
概算見積は無料です。
見積に際して事前に用意していただきたい資料
- 1)建物図面(平面図、配置図、基礎伏せ図など)
- 2)地盤調査データ(新築時に行った地盤調査データや震災後における建物周囲での地盤調査データなど)
- 3)建物計測データ(沈下量や沈下方向といった沈下傾向の判る資料)
- 4)案内図
概算見積の注意について
詳細見積は現地確認が必要になります。
概算見積のまま契約を行うことはございません。
案件に合う修正方法(工法)の提案をさせていただきます。
見積依頼より概ね1~2日程度、時間を頂いております。
施工後の保証
当社施工による沈下修正工事「アイ・リフト工法」では株式会社 地盤審査保証事業による「GS10」沈下修正保険の適用を受けることが出来ます。
適用に際しては事前審査が必要になりますので、着手前に相談して下さい。
本工法が適用できないケースでは従来からある『薬液等注入工法』と『ポイントジャッキ工法』とのハイブリッドや『アンダーピニング工法』『耐圧版工法』を推奨します。
『ポイントジャッキ工法』
基礎と土台を切り離し、基礎から上部のみを油圧ジャッキにより上昇させ、基礎の土台の隙間に無収縮モルタルを充填します。
地盤の悪い場所は注入工法による地盤改良を先行し、上昇をジャッキアップで行うなどの組合せが可能です。
沈下防護工事
グラウチング(地盤改良材の圧入)により、現状より良い地盤へと改良します。
長期的な効果を目的とし、軟弱地盤の改良を行い、建物等構造物の載荷重に対抗する地盤を形成を行います。
既存建物のリフォームに伴う地盤改良や、新築工事に伴い一般的な地盤改良工事が施工出来ないケース(施工機の搬入が物理的に不可能な場合等)で利用されています。
改良後は地耐力の確認を行い、引き渡し致します。
施工条件により地盤保証を適用することが出来ます。平成9年より平成25年まで、約2100件の施工実績があります。